軟食 歯並びに悪影響

こんにちは。ぴよこです。(*^_^*)

雑誌や新聞、書籍から得たお役立ち情報を、

ぴよこがわかりやすくまとめて

「ピヨコの歯っぴぃ情報録」として配信しています。

あなたの生活に役立つヒントになれば嬉しいです♪

「ピヨコの歯っぴぃ情報録」

軟食 歯並びに悪影響(毎日新聞 2017年1月1日 朝刊より)

厚生労働省の歯科疾患実態調査によると

12~15歳で歯並びが良くない傾向にある子の割合が

2005年には35%でしたが、2011年には44%となり

近年、歯並びの悪い子供が増加傾向にあると言われています。

日本大松戸歯学部の葛西一貴教授は

かむ運動のパターンと歯並びの関連性を研究していますが

小学生の児童の歯並びについて

1年生から6年生に成長していく6年間の様子を調査した結果

何を食べても縦方向の動きしかみられない子は、左右の動きが身についておらず、

歯を単純に上下に動かすかみ方しか知らなければ、

小学校高学年になるにつれ歯並びが悪くなる可能性が高まると警鐘を鳴らしています。

歯の位置がほぼ決まるのは、乳歯から永久歯に生え変わる学童期で、

生え変わり始めの頃に歯並びがボコボコしていても

正しく歯を左右に動かすかみ方ができていると、自然に改善がみられるそうです。

この歯を左右に動かすかみ方は、硬いものを食べる時にみられるのですが

和洋女子大の柳沢幸江教授は、現代は軟らかい食感を生みだす脂質の摂取量と

軟らかく調理された加工食品の利用が増えており

かむ回数自体が減っていることを指摘しています。

軟らかい食べ物ばかりの食生活を続けると

成長期の子供の歯並びに悪影響を及ぼしてしまう恐れがあるので注意が必要です。

<のんびりぴよこの一口コメント>

歯並びは、生え変わりの頃に良い状態でなくても、

その後の歯の使い方次第では改善される可能性があるのですね!

確かに軟らかい食べ物は子供にとって、味や食感の面で食べやすいものが多く

好んで食べてくれるので、選択したくなります。

しかし、栄養面でバランスの良くないものもたくさんある上に

「歯並び」は健康に深く関係しているので、その形成のためにも、

成長期の子供には、様々な食感や味の経験をさせてあげて

硬いものでもいやがらずに食べるような食習慣を

自然と身につけさせてあげたいものですね!

✿こちらもみてくださいね✿

●桜川歯科医院HP(フェイスブックも掲載中!)  http://www.sakuragawa-dent.jp/

●医科・歯科連携プロジェクト  http://www.sakuragawa-shika.jp/

●石川佳和先生のビブデントブログ   http://vibdent.sakura.ne.jp/

●桜川歯科医院akoのブログ(ぴよこ担当♪) http://ameblo.jp/dsakuragawa/

✿医療法人 愛和会 桜川歯科医院✿ 

〒030-0945青森県青森市桜川三丁目14番17号
電話 017-743-6881